「捨てづらい…」ぬいぐるみの処分方法5選|供養はするべき?

お片付けの方法

ぬいぐるみを処分しづらいと感じるなら気持ちを整理しよう

長年大切に可愛がってきたぬいぐるみは、古くなって汚れたり傷んだりしても、なかなか処分しづらいと感じる人も多いのではないでしょうか。

とはいえ、いつかは処分しなければならない時がやってきます。ぬいぐるみを処分するのをつらく感じる人は、まず気持ちの整理から始めてみましょう。

たとえば、綺麗に洗って汚れを落としたり、ほつれている部分を縫ったり、心を込めてお世話をしてからお別れするのも一つの方法。また、写真を撮って思い出を残すのもおすすめです。

これまでの感謝を伝えることで気持ちが落ち着き、踏ん切りがつきやすくなります。

ぬいぐるみを供養するべき?

ぬいぐるみを供養するべきかどうかについて、考え方は人それぞれなので絶対的な正解はありません。

ただ、私の個人的な考えとしてお伝えするなら、ぬいぐるみを家庭ごみとして処分するのが気持ち的にどうしてもスッキリしない人は、供養するのもアリだと思います。

お寺や神社によっては、大切に使ってきた持ち物の供養について、ホームページで公開しているところもあります。直接持参するか郵送するかといったことも含めて、事前に問い合わせて相談してみてはいかがでしょうか。

ぬいぐるみの処分方法5選

ここからは、実際にぬいぐるみを処分する時の5つの処分方法について、詳しく解説します。自分の気持ちに合った、納得のいく方法を選ぶ参考にしてみてください。

自治体にゴミとして出す

ぬいぐるみを処分する決心がついたら、お住まいの自治体のごみ収集日に、家庭ごみとして出しましょう。

大切なぬいぐるみとお別れする寂しさや、処分することへの罪悪感を和らげるために、おすすめするのが次の3つのポイントです。

①お清めの塩を撒く、お香を焚くなどスピリチュアルな要素を入れながら、ぬいぐるみの体を綺麗な空気で包みこむ。
②他のごみとは一緒にせず、単品で扱う。
③「ありがとう」と声をかけて、感謝の気持ちを伝えながら丁寧に袋に入れる。

どれか1つだけでも、組み合わせても構いません。自分が納得のいく形で整え終わったら、最後は思い切って捨てましょう。

寄付

子どものいる施設に寄付する方法も、精神的負担を減らすことができるのでおすすめです。たとえば、保育園や幼稚園、児童館、小児科のある病院などでは、愛らしいぬいぐるみはきっと喜ばれるでしょう。

ただ、いきなり現物を持って行くのではなく、寄付したい旨を事前に電話やメールで伝えて、先方の意向や都合を確認するのを忘れないでください。

数が多い場合や、大きなぬいぐるみだと発送する手間や費用がかかりますが、新しい場所で子どもたちに愛されるぬいぐるみの姿をイメージすると、何だか嬉しくなりますよね。

また、日本国内だけでなく、海外の途上国へ寄付する方法もあります。ぬいぐるみの寄付がワクチン募金に還元される支援団体もあるので、ご興味のある方は調べてみると良いでしょう。

画像引用元:https://world–gift.com/sutekata/nuigurumi-1.html

供養を行っている神社やお寺に依頼

人形やぬいぐるみの供養を行っている神社やお寺に依頼する方法もあります。ぬいぐるみを持ち込みまたは郵送して、祈祷・供養してもらうことができます。祈祷・供養した後は、産業廃棄物として処分されるのが一般的です。

たとえば、千葉県の「長福寿寺」では、人形供養を始めて400年の歴史があり、人形専用の火葬炉が設けられています。プラスチック製でも供養できるのが特徴で、僧侶が3ヶ月の間「読経供養」をしてから火葬されます。持ち込み、郵送のどちらも対応OKです。

「人形感謝祭」の時に手放す

東京都台東区にある「一般社団法人日本人形協会」が行っている「人形感謝祭」も有名です。「人形感謝祭」とは、日本郵政と東京大神宮が提携して行われる「人形感謝代行サービス」のこと。

全国からゆうパックで送られてくる人形やぬいぐるみを引き取って、毎年10月頃に行われる東京大神宮の「人形感謝祭」で供養しています。以下のような流れで行われます。

  • 手順①
    電話かWEBサイトから申し込む。
  • 手順②
    協会からキット一式(ひとがた札、返送用ラベル、説明書、払込用紙)が送られてくる。
  • 手順③
    送られてきたキットに必要事項を記入して、人形・ぬいぐるみと一緒に梱包して返送する。
  • 手順④
    郵便局で所定の料金を支払う。
  • 手順⑤
    神主さんに祈祷してもらい、ひとがた札に魂をうつす。ひとがた札を東京大神宮で供養する。
    ※環境問題に配慮し大気汚染を避けるため、人形・ぬいぐるみ本体は燃やさない。
  • 手順⑥
    10月頃に行われる人形感謝祭終了後、申込者に供養が完了した旨を知らせるハガキが届く。

不用品回収業者に他の不用品とまとめて引き取ってもらう

いろいろ考えれば考えるほどわからなくなる、不用品がたくさんありすぎて袋に入れるだけでも一苦労。そんな方は、不用品回収業者に他の不用品と一緒にまとめて引き取ってもらうのが便利です。

大きくてかさばるぬいぐるみも、数が多くても全部引き取ってもらえます。忙しくて自分であれこれ行動するのが追いつかない人にもおすすめです。

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